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中小企業にとってのマーケティング戦略について考えてみました

2024/03/04

 今回のブログではマーケティング戦略についてお話したいと思います。 
まずはマーケティングと営業の違いを整理してみましょう。

 
 マーケティングは、市場調査を行い、商品やサービスの販売に関わる仕組みを作る役割であり、具体的な仕事内容は「市場調査・分析」「商品・サービス企画」「戦略立案」と言われています。 つまり市場全体を相手としている業務です。

 
 一方で営業は、直接顧客と対話して商品やサービスを買っていただくのが役割であり、具体的な仕事内容は「商品・サービスの提案」「商談」「契約」「納品」「アフターサポート」ですね。 つまり顧客を相手とする直接的な活動をする業務です。
 
 では人的資源が少なくマーケティング専門部署が作れない中小企業では、マーケティング活動は誰が担うのでしょうか。 やはりこれは経営者と営業職となるでしょう。 貴社ではマーケティング活動はできていますか? 自社商品の顧客価値を高めるために市場と向き合っていますか?  
もしマーケティング戦略がない、あるいは不十分ということであれば、以下の点において不利になりますので、はやいうちに改善していきましょう。

✓新規顧客を獲得することが難しくなります。 また既存顧客を維持するための戦略も欠如している可能性があります。 
⇒改善の方向性 : しっかりした戦略を立てることで、顧客を引き付け、長期的な関係を築いていきましょう。

✓ブランドの認知度を低下させる可能性があります。 顧客は知らないブランドには興味を持ちません。 
⇒改善の方向性 : ブランドの知名度を高め、信頼性を構築していきましょう。

✓競合他社との差別化が難しくなります。 商品やサービスの独自性を伝える方法が不足している可能性があります。 
⇒改善の方向性 : 独自の価値提案を強調し、競合他社から差別化していきましょう。

✓売上と利益に影響を及ぼす可能性があります。 顧客が商品やサービスを知らない場合は購入意欲が低くなります。
⇒改善の方向性 : しっかりした戦略を立てて、需要を喚起し、売上を増加させましょう。

 中小企業の皆さんには負担が大きいことは理解しますが、適切なマーケティング戦略を持つことは企業の成功に不可欠ですので、頑張りましょう。
 
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「信頼営業力構築コンサルタント」
株式会社かなけん 金澤 健二
何かご相談されたいことがあればお気軽にご連絡ください。
E-mail   k.kanazawa@kanaken.biz

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