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下請け企業であり続けることについて考察してみました

2023/05/15

 大手企業の下請けとして活動してきた企業を多くみてきましたので、今日は改めて下請け企業であり続けることについて考察したいと思います。
 
 下請けのメリットは、特段の営業力がなくてもよい、広告宣伝費、商品開発費などを抑えられる、元受け企業との関係性が保てれば一定の案件を確保できることだと思います。 
一方でデメリットは元受け企業の示す仕様に基づく納品となりますので他社との差別化が難しく価格競争に陥りやすい、元受け企業の業績の影響を受けやすい、徐々に営業力が衰えてくることなどです。
 
 今後は元受け企業からの発注を待つだけでなく新規顧客から直接受注できるようになりたい、利益をもっと向上させたいということであれば、新規顧客との信頼関係を作れるようになること、顧客の課題を見つけられるように情報収集力を高めること、課題解決できる提案力を磨いていくこと、小さなものでもよいので自社商品を作り他社との差別化を図り価格も自社で設定できるようになることなどが必要になってきます。


 そしてこれらの活動を継続的に実行できる営業組織にしていくことが重要ですね。


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「信頼営業力構築コンサルタント」
株式会社かなけん 金澤 健二
何かご相談されたいことがあればお気軽にご連絡ください。
E-mail   k.kanazawa@kanaken.biz
 

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